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従業員の活性化

最終更新:2006年11月20日 11:35

財団法人群馬県産業支援機構の発行する情報誌
「企業サポート」の「経営ステップアップ講座」を
連載しています。


第4回 従業員の活性化


中小企業の経営者のみなさま、こんにちは。
経営コンサルタントの茂木です。
「経営ステップアップ講座」では、「従業員の活性化」についてお話します。
7月号もはりきっていきましょう♪


1 職場の雰囲気
まず、職場の雰囲気チェックをしてみましょう。10項目あります。
抽象的な項目でこたえにくいところもあると思います。
日頃、社長がどう感じているかで答えてください。
8項目に○がついたら合格です。


<朝の挨拶>
朝、最高の笑顔で大きな声で「おはようございます」と従業員全員が挨拶している。
朝から従業員全員がパワーあふれ、元気に明るく仕事に取り組む姿勢ができている。


<挨拶>
「お疲れさまです」「お世話様です」など明るく大きな声で笑顔で挨拶をしている。


<従業員の協力>
従業員同士が協力しあい、助け合う職場である。
従業員同士がお互いの仕事を尊重し、認め合っている。


<人間関係>
職場の人間関係は良く、従業員も定着している。
上司、部下、従業員同士が、信頼し、安心して働ける職場である。


<取引先の評価>
取引先、お客様から「活気がありますね」「良い雰囲気ですね」と言われる。


<従業員>
元気で明るく、パワーあふれる従業員ばかりである。


<職場の雰囲気>
明るく、活気のある職場である。


2 朝から活性化
これまで、たくさんの中小企業の支援に携わってきましたが、
本当に多くの社長が、「朝の挨拶の声が小さい」
「朝、おはようって元気に挨拶して欲しい」と思っていることを知りました。
「大きな声で挨拶をする研修をすれば、どうにかなるでしょうか?」と
質問を受けることもあります。
いやいや、挨拶訓練をしても3ヶ月後は、もとに戻っているでしょう。
もし、本気で朝から元気に挨拶して欲しいと願うのであれば、
次のことに取り組んでみたらいかがでしょうか。


①朝、挨拶する際、従業員同士しっかり目を合わせて笑顔で握手をする。
②握手がなれたら、ハグをする。
③音楽を流す。
④音楽のリズムに合わせて身体を動かす。


従業員の多い美容室で、毎朝、握手をして
必ず目を見て笑顔で挨拶をするようになったら、
朝から明るい雰囲気になっただけでなく、従業員が定着し、
人間関係もよくなったとおききしました。


「ロッキーのテーマ」など元気になる音楽を流した歯科医院では、
はじめは従業員も驚き、照れくさそうにしていたそうですが、
少しずつリズムに合わせて身体を動かすようになったそうです。
朝から暗い顔をしている従業員はいなくなり、
職場の雰囲気が明るく、元気になったようです。


3 従業員による表彰制度
「職場の雰囲気を良くしたい」「もっと活気ある職場にしたい」と
おっしゃる経営者にもたくさんお会いしました。
どうしたら職場の雰囲気、人間関係が良くなるのか、
事例をご紹介しますので、よかったら取り入れてみてください。


職場の人間関係を良好にするために従業員による「表彰制度」を
取り入れている企業があります。
感動のサービスでリピーターを話さないディズニーランドや
リッツカールトン大阪が取り入れていることは有名です。
また、ベンチャー企業や多店舗展開をしている飲食業など
組織やチームワークを重んじている企業で多くみられるようです。


従業員による投票制で、今月頑張ったと思う人を選び、
「どのように頑張ったのか」理由を書きます。
投票が多かった従業員を「今月のMVP」として表彰します。
そして、年間を通じて選ばれた回数が多かった従業員を
「今年度のMVP」として表彰します。


「助けてもらったこと」や「してもらって嬉しかったこと」などについての
お礼をカードに記入し、毎月、まとめて配布しているところもあります。
「MVPに選ばれること」「他の従業員からお礼カードが提出されること」が
仕事の励みになるだけでなく、従業員同士がお互いの仕事をみつめ、
尊重しあう風土がうまれているそうです。


プロフィール 茂木三枝(もてぎ・みえ)
有限会社コンサルティングオフィス・ウィル 代表取締役 中小企業診断士
共愛学園前橋国際大学非常勤講師「中小企業論(ベンチャー論)」担当
中小企業の事業計画策定・実行支援、営業・販売促進戦略、人材育成支援に携わる。



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