9月 8日(火曜日)
群馬テレビ
21年2月に群馬テレビに出演し、
「動き出した!農商工連携」について
お話させていただきました。
群馬テレビ「ビジネスジャーナル」に出演し、
「動き出した農商工連携」について
お話させていただきました。
20年7月に「農商工等連携促進法」が施行されました。
この法律は、農林漁業者と中小企業者が連携し、
新事業に取り組む計画を作成、国に認定されると、
専門家のアドバイス、販路開拓サポート、
融資や補助金などの支援施策を活用できるというものです。
20年9月に65件の計画が認定され、
農商工連携による地域活性化への活動が、全国で動きだしました。
国の認定基準は、次の4つになります。
①有機的連携
農林漁業者と中小企業者が通常の商取引を超えて、
協力し、連携する、お互いの強みを活用して、
一緒になって新商品開発など新事業に取り組むということです。
原材料を提供する、業務を委託するといった取引では、認定の対象となりません。
②経営資源
農林漁業者と中小企業者が、相手の持っていない経営資源、
具体的には、技術やノウハウ、販路や人脈といったものですが、
それらお互いの得意分野を活用することです。
③新商品・新サービス
新商品・新サービスとは、計画を申請する農林漁業者、
中小企業者にとって、これまで開発、生産、提供したことのないものであれば、
認定の対象となります。
ただ、新事業ということではだめで、
「新商品・サービスに特徴があり、市場における優位性があること」や
「お客様のニーズをきちんと把握していること」などが重要になります。
④経営改善
新事業を実行することで、農林漁業者と中小企業者の経営が改善することです。
具体的には、5年計画であれば、
売上高と付加価値額が5%以上増加することが必要とされています。
<農林漁業別認定状況>
農業(51件)78.5%、漁業(11件)16.9%、林業(3件)4.6%
農業分野が全体の8割を占めています。
<連携状況>
工業者(45件)69.2%、商業者(13件)20.0%、
商業者及び工業者(7件)10.8%
工業者と連携しているが全体の8割になっています。
具体的には、「食品製造業」との連携が多くみられます。
連携事業の内容
①新商品開発型
「林業とお酒の製造業者が連携して、
肝細胞に優しい効果があるといわれている樹木のエキスの入ったお酒を開発する。
枝切りなどで廃棄物になる枝のチップを活用しています。」
②新生産方式導入型
中小企業者の持つ技術・ノウハウを導入し、
農林水産物の高付加価値化を図るパターンが多くみられます。
「中小企業者の光制御技術により、ビタミンなど栄養を強化した野菜を生産する。
中小企業者は、その光制御技術を野菜の栽培ノウハウとともに販売する、
といった連携があります。」
③新サービス開発型
農林水産物にサービス・付加価値を加え、市場に提供していくものです。
観光資源を活用した例がみられ、たとえば、中小企業者の技術により、
1年中いちご狩りができる観光農園を作ったり、
周辺農産物を取りそろえた直売所を開設。
中小企業者と農業者だけではなく、地元ホテルや観光業者とも連携し、
新しい観光エリアの形成を目指している例があります。
群馬県内の動き
群馬県では、2つの計画が認定されています。
清酒製造販売業者とお米の農業との連携による発泡清酒の製造・販売と
豆腐製造業者と農業との連携による地元産の特色ある大豆をつかった豆腐の開発です。

